当院では、東京歯科大学口腔外科所属の口腔外科専門医が、親知らずの抜歯や口腔内の小手術を担当いたします。
親知らずは、生え方によっては抜歯が必要となるケースが多く見られます。
また、抜歯をする場合、どの位置にあるか、どの方向に向いているかにより、治療の難易度が変わってきます。
歯肉や舌などの異常も
口腔外科医が専門的に診ます。
歯肉や舌、口唇、その他粘膜に異常がみられることがあります。よく見られるのが粘液嚢胞です。口の中には小さな唾液腺がたくさんありますが、唾液腺の一部が詰まって唾液がたまってしまうのが粘液嚢胞です。粘液嚢胞の多くは自然につぶれて治りますが、難治性のものは外科的に詰まった唾液腺を取り除く手術をします。
また稀に繊維腫という、正常粘膜に覆われた硬い腫瘤がみられることもあります。自然治癒することはありませんが、悪いものではないのでそのまま様子を見ることが多いものです。
これらに関する手術も口腔外科医がおこないます。
この他にも、口の中には様々な変化が起こります。特に最近では口腔がんが注目されています。これらを診断し、場合によっては処置をするのも口腔外科医です。当院ではこれらの異常についての相談や診断を口腔外科専門医が担当しています。