ベロを持ち上げると裏に筋があります。
この筋が短い症状を「舌小帯短縮症」と言います。
この筋が短いとどのようなことが起こるかと言いますと、赤ちゃんの時には哺乳がうまくできなかったりとか、幼児期に発音が舌足らずになってしまうというようなことが起こります。
ただ日本語が聴き取れないというほどの重篤なものはほとんどありませんが、英語などの外国語のある特定の発音ができないなどのことも起こります。
食べ物を飲み込む時にはベロを使って食べ物を喉に送り込んでいますが、その時に舌小帯が短いためにうまく食べ物を送り込むことができずベロに変な癖がつくことがあります。
このベロに変な癖がついたことによって、歯並びが乱れることもあります。