日本小児歯科学会関東地方会で教育講演をおこないました

１０月１日（日）松戸市民会館で日本小児歯科学会関東地方会が開催されました。

日本小児歯科学会は、「総会・大会」を年１回、５月頃に歯科大学（大学・歯学部）が主催して行い、「地方会」は秋に、開業医が大会長を務める形で行われます。

今年度の関東地方会は、私が副会長を務める千葉県小児歯科医会の役員である谷博司先生を大会長として、谷先生のご出身である日本大学松戸歯学部小児歯科学講座と千葉県小児歯科医会のバックアップのもと、開催されました。

教育講演の演題は「日本人正常咬合者の歯列、歯槽部、口蓋の成長発育について　～特に歯牙年齢での観察における成長変化について～」というもので、主に小児歯科医に向けての講演でした。私の学位論文の内容と、私の出身である東京歯科大学小児歯科学講座の諸先生方の研究も踏まえて、子どもの口の成長について述べてきました。細かく地味な研究なのですが、日本大学の教授から「大変意義のある研究で、世界的にも価値のあるものだ」とお褒めいただきました。

小児歯科医をはじめスペシャリストに向けての講演で大変緊張しましたが、無事に大役を終え、さらに「良い研究である」とコメントをいただきホッとしました。

2017年10月17日